皆さん、こんにちは!竹内社長です。
私は軽貨物会社を立ち上げ2年で年商4億2千万円の売上を作り、総勢250名のドライバーを輩出してきました。現在も軽貨物開業コンサルを続けて、2022年12月現在コンサル実績50社以上、新規で始めた会社を1年で移動年商1億円以上の規模になる会社を多数育てて輩出しました。また2年経営していて2名しか所属ドライバーがいなかった会社を、6ヶ月のコンサル期間で20名の所属ドライバー数まで増やし売上を10倍にしました。
今回の記事はそんな私が現役の軽貨物ドライバー100人に聞いた、軽貨物ドライバーってきついの?ブラックなの?真相をまとめた記事になります。これから脱サラして軽貨物ドライバーを始めようと考えてる人に是非読んでほしい記事になります。最後までご覧ください。
現役ドライバー100人に聞いた!軽貨物ってきついの?ブラックなの?
結論から言うと業務委託契約して仕事をするのでブラックではないです。ただし会社員感覚で仕事する人からしたら軽貨物ドライバーはブラックだと感じるかもしれません。
会社員と個人事業主の違い
雇用契約を交わし働いた時間の対価として収入を得るのが会社員なら、委託契約を交わしてやったらやった分稼げるのが個人事業主です。
会社員は毎月の給料が契約によって決まっています。つまりそれ以上稼ぎたくても稼げません。副業を禁止してる会社だった場合はそれ以上の収入を得る事ができないので最悪だと思います。その点個人事業主は自由に仕事を請ける事ができて、仕事の受け方によっては上限なく青天井で収入を得れるのはメリットだと言えます。
軽貨物ドライバーはそもそも会社員ではなく個人事業主として働く
軽貨物ドライバーとして働く人の9割以上の人が個人事業主として業務委託契約を交わして働いています。
つまり会社員ではなく事業主になり労働時間の概念がなくなります。
個人事業主としての手続きは過去にまとめた記事をご覧ください。
軽貨物ドライバーの仕事はきついのか?
上記で説明したように個人事業主として業務委託で働く軽貨物ドライバーですが、現役ドライバー100人に仕事がきついと言われる理由を聞いて、その中から厳選して何個かピックアップして解説します。
配達件数が収入に直結する
先ほども説明しましたがやったらやった分稼げる仕事です。夢があって良いですよね!
でも逆を返せばやらないとそれだけ収入に直結して稼げないという事です。
始めたばかりの頃は思ったより稼ぎが少なく「こんなはずじゃなかった」と悩まれた経験がある人が多かった印象です。
拘束時間が長いときがある
こちらも多い意見でした。
基本的に軽貨物ドライバーの仕事は物量に応じて収入だけではなく働く時間も変わってきます。
荷物の量が多いと収入が増える反面、労働時間も長くなるので嬉しい部分と辛い部分の両方を味わいます。
基本的に朝が早い
軽貨物の仕事は「宅配便」「企業配」「ネットスーパー」「フードデリバリー」「スポット・チャーター便」などの業務内容がありますが、各仕事共に基本的に着車時間が決まっています。
着車時間は案件にもよりますが、朝6時から8時頃になります。
一番稼げるとずっと伝えている宅配便の仕事が正直一番朝が早い印象です。
体が資本で体力勝負!体調管理も重要!
この仕事はなんと言っても体を駆使して働きます。配達した分だけ収入が増えるのでガツガツ働いて多く収入を得たいものです。
軽貨物ドライバーを目指す人は今から体力をつけるために軽い運動をするのも良いと思います。
そして体調を崩して休んだら収入に直結して減ってしまいます。
社会人として体調管理は重要だと言われてきた事と思いますが、個人事業主として働くことで、さらに今まで以上に体調管理は重要だと痛感する瞬間だと思います。
荷量が多く休憩があまり取れない時がある
荷物の量って前日に分かれば良いのですが、現状では当日にならないと荷物の量が分かりません。
そして当日の荷物の量が多いと休憩時間が取れない時がありますが、慣れてくれば繁忙期以外は普通に休憩が取れるようになります。
この記事を書いてる2022年12月現在ですとAmazonのデリプロの仕事は荷物の量が多すぎるので「休憩が思ったように取れないよ」と嘆くドライバーの声もよく聞きます。
トイレ行きたいけど時間指定が間に合いそうになくて我慢しなきゃいけなかったとき
これは僕も何度も経験があります。
ここだけの話しですが漏れそうになった事も何度もあります!
時間指定や物量に応じてお客様との約束でもある時間指定を守るために、もうちょい頑張ろうってギリギリまで我慢してコンビニのトイレに行って空いてない時の我慢する時間が本当に辛かった記憶があります。
最近だとトイレを貸してくれないコンビニもあるので、配送員のトイレ問題は解決したいですね。
そして皆さんは間に合わなくなる前に余裕を持ってトイレに行きましょう。
軽貨物の仕事は手が荒れる
女子ドライバーには辛い内容ですが、軽貨物の仕事で取り扱うことの多い段ボールですが手の水分や脂を取ってしまうので、手が荒れるという声をよく聞きます。
予防する方法としてはハンドクリームをこまめに塗る事と、手袋を利用することがオススメです。
足が臭くなる
この業界以外の人が見たら意外かもしれませんが、足が臭くなるって答えたドライバーは男女共に多かったです。
なんで軽貨物ドライバーの仕事って足臭くなるの?って思いますよね?
Twitterでも同じ質問を受けています。
軽貨物ドライバーが足が臭くなる理由は普通の生活よりも運動量が多く汗をかきます。
そしてめちゃくちゃ蒸れます!
家に着くまで基本的に靴は脱がないので、靴を脱ぐとめちゃくちゃ足が臭くなってしまいます。
僕が宅配便のドライバーをやっていた頃も本当に臭かったです。笑
報酬に不透明な部分がある
EC需要とコロナ禍で軽貨物ドライバーの仕事の需要が爆発的に増えました。同時にたくさんの人がドライバーとしても、管理会社としても参入してきました。
健全な経営をする会社も多いですが、悪どい軽貨物会社も増えてしまったことは確かです。
報酬に透明性がない条件を出してくる会社は悪徳軽貨物会社である可能性が高いので注意した方が良いと思います。
そして軽貨物ドライバーとして働く皆さんは報酬や案件情報や着車時間など納得した仕事を請け負うようにした方が良いと思います。
軽貨物ドライバーの仕事は需要と供給のバランスが崩れていると言っても良いほど仕事は溢れています。なのでしっかり納得した上で仕事を請けてください。
ただし仕事が溢れているからと言って、請けた仕事をすぐに辞めて別の仕事に行くなどすると、どの業界にも言えることですが、意外とつながっていたりと狭い部分もあるので仕事を請けれなくなることもあります。
なので個人事業主として働く以上は信用も大切になってきますので、どんな仕事も請けた以上は責任感持ってしっかり務めあげるようにしましょう。
まとめ
今回の記事は軽貨物ドライバーのデメリットにフォーカスしてまとめました。
- 配達件数が収入に直結する
- 拘束時間が長いときがある
- 基本的に朝が早い
- 体が資本で体力勝負!体調管理も重要!
- 荷量が多く休憩があまり取れない時がある
- トイレ行きたいけど時間指定が間に合いそうになくて我慢しなきゃいけなかったとき
- 軽貨物の仕事は手が荒れる
- 足が臭くなる
- 報酬に不透明な部分がある
軽貨物の仕事はデメリットもありますがメリットもあります。過去にまとめた記事も紹介します。
最後に
軽貨物開業コンサルを毎月5名限定で行なっています。
自身で経営した会社は2年で年商4億2千万円の実績を作りM&Aで会社を売却しました。
開業、経営、売却と出口戦略までしっかりサポートいたします。
コンサル実績50社以上あり、未経験で参入した社長を開業からコンサルして1年で月の売上1000万円を超えて移動年商1億円の法人を多く輩出した実績もあります。
詳細は下記をご覧ください。
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