皆さん、こんにちは。竹内社長です!
これから軽貨物ドライバーとして働く人が一番気になってるであろう、業務委託で働く軽貨物ドライバーの収入をぶっちゃけます。
現役の軽貨物ドライバーへの支払明細書からの情報なので今回の記事にまとめた軽貨物ドライバーの収入金額の信頼度は高いと言えます。
名前などの個人情報や案件の情報はモザイクしています。実際に軽貨物ドライバーがどれだけ稼げるのか?収入はどれくらいなのか?今回の記事で公表しています。
今回の記事もめちゃくちゃ有料級です。最後までご覧ください。
これから軽貨物ドライバーを始めようと考えてる人は今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
ぶっちゃけます!みんなが気になる業務委託で働く軽貨物ドライバーの収入!-宅配便編-
一口に軽貨物ドライバーと言っても、収入に関してはドライバー自身が選ぶ仕事によって全然違います。
今回の記事は宅配便の仕事を行う軽貨物ドライバーが実際にどれくらいの収入になるのか、参考例として計算式を記載して説明するとともに、ドライバーから許可をいただいた分のみですが、実際の支払い明細書を後半にモザイク付きで載せて説明しています。
まずは大手宅配会社3社の配達単価から説明します。
大手宅配会社3社の配達単価
私がこれから軽貨物ドライバーを始める人に必ず勧める案件は「宅配便」です!と言うのも宅配便が出来るようにば、その他の全ての軽貨物ドライバーの仕事の案件はこなすことが出来るようになると言っても過言ではありません。
そんな宅配便の仕事は軽貨物ドライバーの仕事の「基本のキ」となる仕事だと言えます。私の記事で何度か伝えていますが、宅配便の仕事は個建案件と言われる一個の金額単価が決まっている仕事と、車建案件と言われる決まった時間内仕事して、いくらと金額が決まっている仕事があります。
個建案件の宅配便の単価(関東エリア)
佐川急便
- 一般宅配 150円〜180円
- メール便 40円
- デカタク 300円〜600円
※デカタクとはサイズが大きい宅配便のことです。サイズによって規定があります。
配達する荷物は常温の荷物をほとんど全て運びます。(代金引換商品も運びます)
ヤマト運輸(直営)
- 一般宅配便 180円
- メール便 50円
2022年11月現在:最近ではヤマト運輸もデリバリープロバイダ化していて、直営から仕事受けるよりデリバリープロバイダ会社から仕事受けた方が単価が良い場合があります。金額も一個当たりの金額が10円〜20円高いそうです。
配達する荷物は常温の荷物のみです(代金引換商品は運びません)
日本郵政(ゆうパック)
一般宅配便 150円〜200円 所属会社の評価で単価が上がっていきます。
配達する荷物は常温もクール便も全て配達します。(代金引換商品も運びます)
大手宅配便会社3社の単価をまとめましたがいかだったでしょうか。
知識として、頭の片隅に入れておいて損はない内容だったと思います。
竹内社長の一番のおすすめは「佐川急便」の宅配便の仕事です。一番安定して稼げます!
佐川急便は個宅(一般家庭向けの宅配便)のお荷物をずっと委託業者とおこなってきた歴史があります。
会社として委託業者と一緒に成長、繁栄しようというビジョンを一番感じる企業です。
正直、現場は忙しくてわちゃわちゃしてますけど、それはどこの宅配会社も一緒だと思います。
軽貨物ドライバー自身がよっぽど変なことをしなければ契約解除されることはありませんので安定して継続して働けます。
一生懸命やって評価していただければ俗に言う「美味しいコース」と言われる稼げるコースをやらせてもらえるようになります。
ヤマト運輸は稼げる時もあるけど注意して付き合おう
ヤマト運輸は私の古巣でもありますが、正直言って会社の方針で急にガラっと変わります。今まで稼げていたのに、「明日から荷物減らすから」なんてことも過去に多くありましたし、集めるだけ集めた業務委託ドライバーを全社で一斉に切った過去もあります。それも残酷なのが「三日後から全委託業者は全て切ります」(言葉は選んでません。)ってような事も行ったことがあるのでヤマト運輸の仕事をするのは怖いなって、いつも思っています。
最近だと全国でECクルー(EC商品は業務委託業者が配達して置配をするサービス)が始まったと思ったら、今年に入ってECクルーのエリアが縮小して業務委託業者をかなりの数の会社を契約解除しました。
委託業者としてはドップリ付き合うのは怖い取引先と言えます。
日本郵政(ゆうパック)は個人的に一番オススメしません!
日本郵政の皆さん本当にごめんなさい。忖度なしで正直に真実を伝えています。
日本郵政さんの仕事を進めない理由
- 基本的に他社と比べてフォローがない
- ドライバーがミスをするとペナルティで罰金がある
大きくこの2点です。
※これは他社にはない制度です。
確かに誤配をするのは良くないことです。絶対にあってはいけません。個人情報を扱っていますし、そもそもお預りしたお荷物をお預かりした荷姿のまま、正しいお届け先様に正しい配達方法で配達するのが、われわれ宅配業者の使命です!
それは百も承知で言いますとペナルティで罰則として罰金で縛るのは違うと思います。
誤配しないように指導、教育して再発防止に努める方が効果的だと私は考えます。
宅配便を行う軽貨物ドライバーの収入シュミレーション
一個170円の荷物を運ぶドライバーで新人とベテランの収入イメージを計算します。
新人ドライバーの配達個数のアベレージは1日60個前後です。
- 170円×60個=1日の売上10,200円
- 10,200円×25日=255,000円×消費税=月の売上280,500円
ここから経費や所属会社の管理費用を差し引きします。
経費としてはガソリン代、駐車場代、保険代で合計すると約60,000円前後だと思います。
管理費用はロイヤリティ、事務手数料などです。所属会社によってかなり差がありますが、今回の売上であれば55,000円〜80,000円程度だと言えます。
よって手残りの収入としては140,500円〜165,500円ほどでしょう。
ベテランドライバーの平均収入(6ヶ月以上の経験者)
- 170円×120個=1日の売上20,400円
- 20,400円×25日=510,000円×消費税=月の売上561,000円
ここから経費や所属会社の管理費用を差し引きします。
経費としてはガソリン代、駐車場代、保険代で合計すると約60,000円前後だと思います。
管理費用はロイヤリティ、事務手数料などです。所属会社によってかなり差がありますが、今回の売上であれば95,000円〜120,000円程度だと言えます。
よって手残りの収入としては441,000円〜466,000円ほどでしょう。
このように個建の宅配便の仕事はドライバーそれぞれの出来高によって大きく収入が変わってきます。
新人ドライバーであれば仕事に慣れて出来るようになるまでは中々厳しい収入の中で生活を頑張らないといけません。慣れてしまえば会社員に比べても収入が上がる人も多くいるので、稼げる魅力的な仕事だと思います。
Amazonの宅配の仕事の配達単価
Amazonの仕事は大きく分けて二つの働き方があります。
- Amazonフレックス
- Amazonデリバリープロバイダー
Amazonフレックスで自由な働き方を実現
Amazonフレックスでの働き方のメリットはなんと言っても自由な働き方だと思います。
Amazonフレックスに自分で登録して自分で働きたい日の仕事のオファーを獲得していく仕組みです。
ブロックと言われる、働く時間枠に応じて単価が決まっていて自分で選んで仕事するので、自由な働き方に惹かれて自分から好んでAmazonフレックスの仕事を行っているドライバーも多くいます。
デメリットしては
- 案件のオファーが獲得できないことがある
- 垢BANされてしまうことがある
こんなところでしょうか。
気になる単価についてですが下記を参照してください。
ブロックの単価(東京都)
- 4時間 8,000円
- 6時間 12,000円
- 8時間 16,000円
軽貨物ドライバーは取得したブロックの時間内で配達できる荷物の量を配ります。
イメージとしてはこの時間より早く終わるので時給換算しても良い仕事だと思います。
Amazonデリバリープロバイダの仕事
Amazonデリバリープロバイダ(以下デリプロと言います)の仕事はAmazonフレックスとは同じAmazonの配達を行う仕事ではありますが、少し印象が変わってきます。
デリプロの仕事はAmazonから依頼された会社から軽貨物業者が仕事をいただき所属してるドライバーに仕事を依頼します。
軽貨物ドライバーのメリットとして多くあがられるのが下記になります。
- 仕事が必ずある
- 垢BANされることがない
デメリットとしては下記になります。
- 管理会社の手数料が差し引きされるため手残りが少なくなる
Amazonデリプロの仕事は基本的に朝から夜まで配達を行う12時間枠の仕事と、夕方から夜の配達を行う仕事があります。
単価(2022年11月現在)
- 12時間枠 19,110円
- 夕方から夜(6時間)8,000円〜12,000円(デリプロによる)
Amazonデリプロで働く軽貨物ドライバーの収入シュミレーション
Amazonのデリプロで働く、軽貨物ドライバーは1週間に働ける時間が決まっています。その時間を超えて仕事することができません。
1週間の働ける時間は65時間以内ですが、各社60時間を意識して管理しています。
以上の事から月に働ける日数は平均して22日前後だと言えます。なので今回は22日働いたと仮定して計算しています。
Amazonデリプロで働く軽貨物ドライバーの収入イメージ
- 19,110円×22日=420,420円×消費税=462,462円
ここから経費や所属会社の管理費用を差し引きします。
経費としてはガソリン代、駐車場代、保険代で合計すると約60,000円前後だと思います。
管理費用はロイヤリティ、事務手数料などです。所属会社によってかなり差がありますが、今回の売上であれば80,000円〜105,000円程度だと言えます。
よって手残りの収入としては357,462円〜382,462円ほどになります。
Amazonのデリプロで働く軽貨物ドライバーのメリットとしては新人もベテランも収入の格差がなく安定している事です。
ベテランドライバーだと物足りなくなる場面もあるかもしれませんが安定して稼げるので続けて業務を行う人が多い印象です。
新人ドライバーは個建に比べて最初から安定して稼げるのでAmazonの仕事を選ぶドライバーも多くいます。またAmazonのデリプロを選ぶドライバーは労働時間の縛りある特性上、週5の勤務になるため、もっと稼ぎたい人は休日を使って別の案件を行い更に収入を増やす、強者の軽貨物ドライバーもいます。
軽貨物ドライバーの支払い明細をモザイクありで公表します。
もちろん許可はいただいた上での公表になります。
そして今回の記事の真実性を高める証拠にもなります。
ぜひご覧ください。
個建案件の宅配便を行う軽貨物ドライバーに実際に支払った支払い明細書
左の明細書は軽貨物ドライバー歴が1年6ヶ月になります。右の明細はまだ新人で2ヶ月目になります。
Amazonの宅配を行う軽貨物ドライバーへの支払い明細書
Amazonで働いて5ヶ月目の軽貨物ドライバーへの支払明細書です。
まとめ
今回は宅配便の仕事を行う軽貨物ドライバーの収入についてまとめましたがいかがだったでしょうか?
宅配便と言っても個建案件と車建案件で収入面は大きく変わってきます。
安定して稼ぎたい人はAmazonをオススメいたします。
大きく稼ぎたい人は個建の宅配便の仕事をおすすめします。
その中でもこの記事でも説明した理由から「佐川急便」の仕事が一番の一押しになります。
そして次回以降はその他の案件を行うドライバーの収入についても記事にしてまとめていきますので、次回も楽しみにお待ちください。
最後に
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