個人事業主として軽貨物ドライバーになるのはやめとけと言われる理由

個人事業主として軽貨物ドライバーになるのはやめとけと言われ理由
個人事業主として軽貨物ドライバーになるのはやめとけと言われる理由

皆さん、こんにちは!竹内社長です。

今回は個人事業主としてこれから軽貨物ドライバーを始めようと検討してる方に向けて、軽貨物ドライバーを始めるのはやめとけと言われる理由をまとめました。

なぜこれから始める人にわざわざそんなデメリットをお伝えするのかと言うと軽貨物ドライバーは正しい方法で努力して、ちゃんとやれば噂通りに稼げる仕事だと思います。

ただし軽貨物ドライバーで稼げるようになるまでは簡単ではないからです。

私は貨物軽自動車運送業(以下:軽貨物運送業という)の未来が今より明るい方向に進んで欲しいと本気で願っています。

それは軽貨物運送業界で働く軽貨物ドライバーの地位向上を図るとともに、働く人がもっと良い条件の労働環境になってほしい。そのためにも私の実体験に基づいて情報発信を頑張っています。

軽貨物業界がもっと明るい未来になるためには同時に軽貨物業界で働く軽貨物ドライバーの品質向上が必要不可欠だとも感じています。

簡単に稼げるだろうと誤解して入ってきて、品質の悪い仕事を行う人が増えて世間の軽貨物ドライバーの印象を悪くする。これだと悪循環なので、今回のブログでは軽貨物ドライバーのやめとけと言われるデメリットを伝えることで、本気度の高い人が軽貨物業界に入ってきてほしい。そう思ったから記事にしてまとめました。

品質向上とは例えば下記を無くすことです。

  • 交通事故
  • 誤配達
  • タバコクレーム
  • 応対マナークレーム など

とはいえ軽貨物ドライバーの仕事は沢山の人の役に立ち社会貢献できる仕事です。

物流のラストワンマイルと言われる。荷受人様であるお客様に直接お荷物をお届けします。Amazonをはじめ一般の消費者がインターネットサイトで購入した商品をお届けする。

社会インフラとなる事業を担っています。

僕自身は軽貨物業界に携わっていることを誇りに思って日々仕事しています。

軽貨物業界で成功したい。軽貨物ドライバーとして頑張ってやっていきたい。

そんな本気度高い人が個人事業主として軽貨物ドライバーをスタートしていき軽貨物業界が発展していくことを祈ります。

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前回まとめた軽貨物ドライバーのメリットはこちらからご覧ください。

前書きが少し長くなってしまいましたが、それでは個人事業主として軽貨物ドライバーを始めるデメリットをお伝えします。

目次

個人事業主として軽貨物ドライバーになるのはやめとけと言われる理由

個人事業主として軽貨物ドライバーを始めるデメリット

軽貨物ドライバーはやめとけと言われる理由-その①-会社員と違い収入が安定しない

軽貨物ドライバーはやめとけと言われる理由-その①-会社員と違い収入が安定しない。

当たり前ではありますが、個人事業主として働く軽貨物ドライバーは会社員と違い給料が毎月決まっている訳ではありません。

会社員の場合は雇用契約書を交わします。雇用契約書には労働条件の記載がありそこに毎月の給料が書かれています。会社と契約した労働条件通り仕事すれば決まった給料が毎月し払われます。

個人事業主として働く軽貨物ドライバーは違います。

やったらやった分稼げます。つまりやらないとやらない分稼げません。

例えば個建案件と言われる宅配便を例にして2人の軽貨物ドライバーの稼ぎの違いを説明します。ちなみに配達単価は一個180円と一緒で、出勤日数も同じ25日とします。

ベテランドライバーのクロネコ君は毎日の配達個数を平均すると1日120個の荷物を頑張って配っていました。

新人ドライバーのミケネコ君は毎日の配達個数を平均すると1日60個の荷物を配っていました。

クロネコ君:120個×180円×25日=月の売上540,000円

ミケネコ君60個×180円×25日=月の売上270,000円

※月の売上から各種経費を差し引いた金額が手取り収入となります。

このように同じ仕事をしていても収入に差は出ます。

例では分かりやすく平均した荷物の量としましたが、毎月決まった数の荷物が来る訳ではないので収入は安定しません。

ただし仕事に慣れてできるようになれば運転免許証があれば誰でもできる仕事です。

頑張ればクロネコ君のように会社員と比べて大きく稼げます。

軽貨物ドライバーはやめとけと言われる理由-その②-会社員と違い保証がない

軽貨物ドライバーはやめとけと言われる理由-その②-会社員と違い保証がない。

こちらも重複する部分ではありますが、軽貨物ドライバーは個人事業主なので基本的には社会保険に加入できません。

厳密に言うと社会保険に加入する方法もあるのですが、軽貨物ドライバーが社会保険に加入する方法は次回詳しく説明します。

国民健康保険、国民年金に加入して雇用保険の加入はできなくなります。

病気になったり、突然事故に巻き込まれたりして働けなくなっても保証がありません。ですので自分で自分のことを守るための備えと知識が必要になります。

軽貨物ドライバーはやめとけと言われる理由-その③-各種手続きを自分でしないといけない

軽貨物ドライバーはやめとけと言われる理由-その③-各種手続きを自分でしないといけない。

各種手続きとは沢山あります。

税務署に開業届や青色申告書などの各種書類の届出や毎年行わなければならない確定申告などです。

これらの各種手続きはしっかり行わないと、後々面倒なトラブルに巻き込まれますので、しっかりと正しいタイミングで手続きしましょう。

例えばどんなトラブルがあるかと言うと、確定申告を行わずに税金を正しく収めなかった場合は「税務調査」が入ることがあり、追徴課税を払うことになります。税金は絶対に逃れることが出来ないのと追徴課税は普通に確定申告を行い支払うより凄く高い金額の税金を払わないといけないので、必ず確定申告は行うようにしましょう。

軽貨物ドライバーはやめとけと言われる理由-その④-始めた当初は稼げない

軽貨物ドライバーはやめとけと言われる理由-その④-始めた当初は稼げない。

私からしたら「当たり前じゃん!何言ってんの?」って思ってしまいますが、巷で「やめとけ」って言う人は軽貨物ドライバーを始めて稼げなかったから言ってます。経験者として言ってることは正しいですが、その人達10人に直接話しを聞くと全員、軽貨物ドライバーとしての経験が3ヶ月以下でした。本人を目の前に「当たり前じゃん!何言ってんの?」って言いたい気持ちを抑えて、心の中で言いました。

私が経営していたTAKEFUJI EXPRESSでも総勢200人以上の新人ドライバーを見てきましたが、軽貨物ドライバーとして普通に稼げるようになる平均日数は6ヶ月くらいはかかる印象です。

始めてすぐに稼げる仕事なんて世の中にはないと思いますし、稼いでいる人を見ていると正しい努力をしっかり行っています。

まとめ

個人事業主として軽貨物ドライバーになるのはやめとけと言われる理由のまとめ

軽貨物ドライバーとして働く人は個人事業主として働くため、会社員と違って収入の安定はありませんし保証もありません。各種手続きも会社がやってくれる訳ではなく、全て自分自身で行わなければなりません。(各種代行サービスや士業の方にお願いする方法もあります)

そして始めた当初は当たり前ですが、思うように稼げない。これらが個人事業主として軽貨物ドライバーになるのはやめとけと言われる理由です。

でも正しい努力を続ければ、今回の記事でも紹介しているクロネコ君のように会社員に比べて大きく稼ぐこともできるのは魅力的だと思います。

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最後に

私、竹内社長は軽貨物の開業コンサルをおこなっています。

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