知っトク軽貨物!軽貨物ドライバーはキツイ?現場のリアル(本音)を教えます。

竹内社長のブログをご覧の皆様、こんにちは!
アシスタントのhirokoです^^

楽天やAmazonをはじめとしたネットショッピングが主流となってきた昨今。
軽貨物ドライバーの需要は増え続けているものの、人手不足の問題が解消される気配は一向にありません。
ーそれは、一体なぜなのか。
個人事業主で稼働されているドライバー以外にも大手運送企業でも、人手不足以外にもドライバーの高齢化など問題は山積み。

これから軽貨物ドライバーへの転職を考えているものの、決断できずにいる方や、企業として雇用する立場で定着率に悩みを抱えていらっしゃる方は、離職率を下げるヒントになるかもしれません。
ぜひ今回は最後までブログを読んでみてください。

目次

軽貨物ドライバーの現状とは                          

軽貨物ドライバーの現状とは

前述の通り、ネットショッピングの増加にり、軽貨物ドライバーの需要はかなり高まりました。
ですが、一時期に比べると飽和状態となっているのが現状。
副業として、隙間時間に軽貨物ドライバーとして働き始めた方も多くいることは事実。
しかしながら、軽貨物配送のドライバーのなかには正社員で募集されているものも多く、すべてが業務委託というわけではありません。  
もちろん、個人事業主として会社と契約している人もいますが、正社員として運転手を求めている会社も多くあります。
運輸業界や流通業界は常に人手不足であり、今後も人手不足は拡大していくと予想されているため、働き方も様々。

大きい声では言えないドライバーたちの本音

ー 総合的な業務に関して
・出来高制のため、体調を崩して休むと収入が減るのが困る
・確定申告など諸々の手続きをすべて自分で行わなければならないのが面倒
・委託先との交渉や話し合いも自己責任
・途中で契約が切れてしまう恐れがある不安

ー 稼働時に関して
・仕事内容がイメージと違う
・睡眠・食事が思うように摂れない
・品質維持は大事だが、お客様対応に気を遣っている余裕がない
・1人業務は他人に気を遣わないので楽な反面、ストレスが全部圧し掛かる

睡眠・食事が思うように摂れない

軽貨物ドライバーとして稼働したての新人の頃は、要領を上手く掴めず、家で過ごす時間が3時間しかない、食事は出来合いのものなど、睡眠・食事に大きな偏りがあるよう。
担当エリアや集荷場所が自宅から遠いことも要因のひとつとなっている可能性はありますが、あまり表には出ない問題となっています。
現在の軽貨物配送業界は元請会社とドライバーの繋がりが弱く、こうした課題は見落とされがちなのが現状。
ドライバーの健康状態は業務上、最も大事なことです。
契約ドライバーの安全運転に対する意識を深く理解してもらうためにも、元請会社にとってドライバーの睡眠・食事など直接の業務以外に関するアドバイスができる存在は重要なファクターといえるでしょう。

品質維持は大事だが、お客様対応に気を遣っている余裕がない

個人事業主として元請会社と契約している軽貨物ドライバーの売上は、どれだけ配送できるかに関わります。
つまり「1つでも多くの荷物を捌きたい」という気持ちが根底にあるので、多くの軽貨物ドライバーにはお客様対応に気を遣う余裕がなくなってしまいます。
お客様がいらっしゃることで成り立っている、ということを念頭に置き、対応がなっていないとどうなるか、逆に気を遣うことでドライバーにどんなメリットがあるのか、それを知る機会をつくるのも元請会社の将来のために必要なことといえるでしょう。

1人業務は他人に気を遣わないので楽な反面、ストレスが全部圧し掛かる

軽貨物ドライバーのコミュニケーション不足は深刻な問題となりつつあります。

ドライバーは1人が好き、というイメージは強いかもしれません。
事実、誰にも気を遣わず気楽に働ける軽貨物ドライバーに魅力を感じ、配送の世界に飛び込む人は数多くいます。
しかしだからといって、軽貨物ドライバーは決して人と関わらなくていい、という訳ではありません。

みなさんも経験があるはずですが、日々のちょっとしたことや不満を誰かに聞いてもらう、それだけで人のやる気や日常は大きく向上します。
つまり、軽貨物ドライバーのコミュニケーション不足が解消されることで仕事の効率もお客様からの印象も上がること示しているのです。
もちろん仕事に対するモチベーションが上がれば、自ずとドライバーの定着率もあがるはず。
見落とされがちではありますが、軽貨物ドライバーの離職に悩む元請会社にとって、働き手のコミュニケーション不足解消は急務ともいえるでしょう。

軽貨物ドライバーがキツイと言われる原因とは

では、そもそもの「軽貨物ドライバー」のイメージについて整理しましょう。
ここでは軽貨物ドライバーがキツイ。と言われる理由についてお話ししていこうと思います。

長時間労働

軽貨物の仕事は長時間労働になりがち。

朝7:00に出勤
 ↓
配送センターで自分が担当する荷物の積み込みを開始
 ↓
時間指定の荷物などを夜19:00までに配達する
 ↓
会社や事務所に戻り締め作業などの雑務を終え、21:00に退勤

と、いったように、軽貨物ドライバーは朝早くから夜遅くまで仕事をされ、少しでも配達数を稼ぐ方がほとんど。
夜間の再配達を請け負っている業者の場合は、さらに退勤時間が遅くなるでしょう。
また、配達は平日休日問わずおこなうので、場合によっては土日や祝日の出勤も。
その結果、ほかの仕事と比べると年間の休日数も少ない傾向にあります。

収入が低い

軽貨物ドライバーをされている方の多くは個人事業主で、荷物を運んだ分だけ報酬を受け取れる歩合制により収入が決まります。
そのため、たくさん配達をすれば収入も増えますが、配達件数が少なければ収入も少なくなってしまいます。
また、個人事業主のドライバーの場合、その収入から手数料や配達に使用する車の維持費やガソリン代などを支払わなければならず、手元に残るお金が目減りするので、低収入である印象を持つ方も多いでしょう。

責任重大

軽貨物ドライバーにはさまざまな責任がつきまといます。
とくに大きいのが、時間と損害賠償の責任。

どういったものかと言うと、現在のネットショッピングでは宅配便の届く時間を細かく指定できるサービスが主流。
一方で、ドライバーは指定された時間に間に合うように配達をしなければならず、少しでも遅れると届け先からクレームをいわれるケースも多くなっています。

さらに、配達する商品を紛失したり、破損したりすると発生する損害賠償責任が生じてしまいます。
個人事業主の場合は、賠償金や破損した商品の代替品の手配などは、すべて自分でおこなわなければなりません。
このような事案に遭うかもしれないと考えると、業務の割に責任が重いと感じる方もいるでしょう。

雇用形態と働く環境の違い                      

雇用形態と働く環境の違い

軽貨物ドライバーとして働くのは個人事業主だけではありません。
大手運送企業など正社員やパートとしてドライバーを募集している企業も多くあります。
ここでは、正社員やパートタイムで働く軽貨物ドライバーの仕事について、個人事業主のドライバーと比較しながら解説していきます。

定時だが融通は利かない

正社員は勤務時間が決められているので、会社によっては深夜帯の労働がなかったり休日が確保されていたりします。しかし、勤務時間がきっちり決められている分、自分の好きなタイミング、時間帯で働くことはできません。自分が担当する日は、平日・土日祝日にかかわらず働かなければいけません

収入は良くも悪くも安定している

正社員は配達数にかかわらず、毎月安定した収入があります。
また、ガソリンなどの経費もすべて会社が負担してくれます。
加えて、正社員になることで福利厚生も受けられ、社会保険料や年金の対応は会社任せで問題ありません。

トラブル時、手間が少ない

正社員の場合、損害が発生した際にある程度は、懇意にしている保険会社や弁護士などがあるため会社任せにできます。
会社の看板に傷をつけるという別の責任は生じますが、ルールさえ守っていれば、原則として個人が責任に問われることはないでしょう。

辞めたい理由と続ける理由                                    

辞めたい理由と続ける理由

離職率が高いと言われる軽貨物事業。
出来高制というのはメリットがある反面、体調やその時の道路状況に寄って配達の個数が変動してしまうデメリットも。
では、ドライバーさんが辞めることを決断する理由は何なのか、本音をお伝えします。

離職理由1位は..お金

軽貨物ドライバーが辞めていく理由の殆どが、そうです。
みなさんの予想通り、「お金」が原因です。
拘束時間や仕事内容の濃密さに見合った対価を稼げない、と判断した方はこの業界を去っていきます。
確かに、稼げる人はそれなりに稼げるのが軽貨物ドライバー。
ですが、環境の問題などにより、そこまで稼げない方がいることもまた事実です。

継続理由1位は..

こちらもまた「お金」です。
辞めていくドライバーさんたちがいれば、その分配達量も増えますから、首都圏で稼働される方は稼がれてるドライバーさんたちの方が多いかも知れません。
また、同率1位と言って良いほど、「働き方の融通が利く」という方も多かったです。
個人でやられている方は、自分のライフスタイルに合わせて稼働ができるのも最大のメリットと言えますね。
事実、男女問わず、家事・育児・介護など家庭の事情などを優先しながら働いているドライバーさんも多くいます。

始めやすい軽貨物事業

このブログでも、軽貨物事業は未経験でも始めやすく、特別なスキルなく勤務できる。ということを幾度となくお話しさせていただいておりますが、「戦に勝つには、まず敵を知ること」が大事。
このブログの設立者、竹内社長は軽貨物事業に長年携わり、年商10億円まで上り詰めた軽貨物事業の立役者。
社長さん、という肩書に物怖じしてしまうところですが、とても気さくに話してくださる、ハイボールと楽しいことが大好きな方(笑)なので、ぜひ公式SNSをご覧になって気軽にお問合せを!

ま と め 

さて今回のブログは、ドライバーさんの本音をお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?
キレイ事ばかりな仕事はありませんからね..あとはご自身に合うかどうか、モチベーションをどこに置くか、に寄って働き方が変わってくると思います。

悩みごとは、1人で抱えないで恥ずかしがらずに同業でも異業種の方でも誰かに聞いてもらうことが、時には大事なのかも知れません。

では、次回のブログもお楽しみに!

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