竹内社長のブログをご覧の皆様、こんにちは!
アシスタントのhirokoです^^
陽が落ちるのが日々早くなってきたなぁ、と感じる今日この頃。
その割に残暑が厳しく、夕方になっても風がないと汗だくです(笑)
我が家は、夏休みも終了し騒がしかった家の中が、やっと落ち着きを取り戻して、ホッとしています。
何より、お昼ご飯を気にしなくて良いのが何より幸せ(笑)
今回ブログは、軽貨物事業をする上で必要不可欠な軽バン(ワンボックスカー)についてお話ししていこうと思います。
軽貨物配送で使用される軽自動車の車種は、軽バンと呼ばれる車両から冷蔵車(チルド車)、幌車、パネル幌車など用途に合わせて様々な車種があることはご存じでしたか?
街中でよく見かけても今まで関わりが無かった人では、違いなどよくわかりませんよね。
軽貨物配送で稼働する上で何が優れているのか、逆に違いが無ければこだわらなくても良いのか、解説していきます!
軽バンってよく聞くけど…?
軽バンってよく聞くけど…?
軽バンは、維持費の安さや燃費の良さといった特徴があり、軽貨物のお仕事には最適な車両。
また、軽バンはシンプルで効率的な機能を持ち合わせているので、商用だけではなく街乗りからレジャー目的まで、さまざまな用途に用いることも可能です。
軽貨物車の法規的な定義
軽バンとは「ワンボックスカー」と呼ばれる軽自動車のことを指します。
コンパクトなボディでありながら荷室は広々としており、小回りを利かせながらたくさんの荷物を運ぶことができます。
用途
軽貨物車は軽自動車の中で、主に貨物(荷物)の輸送を目的とした車のことを言います。
軽貨物車のサイズの規定
軽自動車を軽貨物車として使用するためには、いくつかの条件がありますが、大まかには以下のような規定となります。
国土交通省が定める軽貨物車の条件は以下のとおりです。
物品積載設備の床面積
自動車の物品積載設備を最大に利用した場合において物品積載設備の床面積が0.6㎡以上あること。
物品積載設備の床面積と乗車設備の床面積
自動車の乗車設備を最大に利用した場合において、残された物品積載設備の床面積が、この場合の乗車設備の床面積より大きいこと。
積載貨物の重量と乗車人員の重量
自動車の乗車設備を最大に利用した場合において、残された物品積載設備に積載し得る貨物の重量が、この場合の乗車設備に乗車し得る人員の重量より大きいこと。
物品の積卸口
物品積載設備が屋根及び側壁(簡易な幌によるものであって、その構造上屋根及び側壁と認められないものを除く。)によっておおわれている自動車にあってはその側面又は後面に開口部の縦及び横の有効長さが縦600mm横800mm以上で、かつ、鉛直面(後面の開口部にあっては車両中心線に直角なもの、側面の開口部にあっては車両中心線に平行なものをいう。)への投影面積が0.48㎡以上の大きさの物品積卸口を備えたものであること。
出典:国土交通省
軽自動車税
軽貨物車と軽乗用車では軽自動車税の金額が異なります。
軽貨物車の自動車税の方が軽乗用車の自動車税よりも安価になっています。
自家用
- 貨物車・・・5,000円
- 乗用車・・・10,800円
営業用
貨物車・・・3,800円
乗用車・・・6,900円
軽貨物の種類
軽貨物車の代表的なタイプは以下の3つです。
バンタイプ
軽貨物運送業でよく使うのはバンタイプです。人気車種は以下の通り。
乗用の軽自動車は、運転席よりも前にエンジンを搭載し、フロントタイヤを動かすFF(フロントエンジン フロントドライブ)方式となっています。
一方、貨物用の軽バンではエンジンは運転席の下・若しくはリアシート下に搭載し、後輪を動かすFR(フロントエンジン リアドライブ)または、MR(ミッドシップエンジン リアドライブ)という駆動方式が採用されています。
軽バンは、荷物を積載する車内の空間を広く確保するため、そして機動性を高めることを重視しています。
トラックタイプ
いわゆる軽トラは、田畑などのデコボコした道を走ることを想定して、小回りが利くことを重視して作られています。
軽トラのトランスミッション形式はマニュアルが主流ですが、最近ではオートマ車も増えてきました。
中古車で購入する場合は、まだまだマニュアル車が多いです。
人気車種は以下の通り。
ボンネットバンタイプ
エンジンが運転席よりも前方のボンネットの中に入っているタイプです。
貨物用で販売されている車種はバンタイプよりも少ないです。
ホンダのN-VANは、貨物用としてだけでなく、キャンプなど趣味用としても選ばれています。
軽バン選びのポイント
軽バン選びのポイント
軽バンは各自動車メーカーから販売されています。
配達業務で毎日使用する車だけに、自分に合った軽バンを選びたいですよね。
以下では軽バンを選ぶ際のポイントをご紹介していきます。
視界の良さ
軽バンは基本的に全高が高く、視界が開けており見通しが良いのが特徴です。
しかし、実際に乗ってみると、体型や座り方によって視界は変わるので、きちんと試乗をして視界の良さを確認しておきましょう。
荷室の広さと最大積載量
軽貨物の仕事で使用するにあたり、「どれだけの荷物を積めるのか」が大きなポイントになります。荷室の広さや、最大積載量はとても大事なポイントなので必ずチェックしましょう。
荷室の広さをみる際は、高さや長さがあるものを積むことを想定した上で、荷室の長さ・幅・高さを確認し、どのくらい大きい荷物まで積めるかを把握しておくといいでしょう。
ちなみに、最大積載量については、たくさんの荷物を積むことを想定し、軽自動車の最大積載量である350kgの軽バンを選ぶといいでしょう。
オススメの軽バン3選
いざ、これから軽貨物配送の仕事を始めよう!という方は、どの軽バンを選んだら良いのか悩まれる方が多いことと思います。
そこで、独断と偏見ではありますが、人気のオススメ軽バンをご紹介いたします!
【ダイハツ】ハイゼットカーゴ
軽バンのなかでも、歴史が古いハイゼットカーゴ。
ハイゼットカーゴは荷室フロア地上高が低いため、荷物の積み降ろしが行いやすいという特徴があります。
ロープやベルトを使用して荷物を固定できるフックなど、配達業務に便利なオプションが複数用意されているので、使い勝手がとても良いです。
安心感のある走りと操縦性を生む方式を採用
車の中央近くにエンジンを乗せているため、前後のバランスが取りやすい方式を採用。
安定した走りと素直なハンドル操作性を実現している。
街中で定評のある小回り性を実現
最小回転半径は4.2m。狭い路地や曲がり道、縦列駐車など比較的、楽に行える。
2WDと4WDをスイッチで切り替えられるパートタイム4WDを採用
道路状況や天候に合わせて走り方を変えられる「切り替え性」を採用。
普段は燃費良く2WD、走行にパワーが欲しければ4WDに切り替えて走行可能。
【スズキ】エブリィ
初代が発売されたのは、1982年。
現行モデルは、2015年に登場しました。
エブリィは、室内高・室内幅・室内長が軽バンの中でNo.1の車種と言われています。
荷室積載容量が大きいため、たくさんの荷物を積み込むことができ、バックドアとスライドドアの開口部も広いので荷物の積み降ろしもスムーズに行えます。
軽キャブバンNo.1の荷室サイズ
2名乗車時(運転席・助手席)の荷室床面長は1,955mm。
助手席を前に倒したら床面長は2,640mmとなり、長い荷物でも積載が可能。
スズキの予防安全技術
スズキの予防安全技術は業界でもピカイチ。
・「デュアルカメラブレーキサポート」
…夜間の歩行者を検知し、衝突被害軽減する
・「後退時ブレーキサポート」
…バック時に衝突被害を軽減するブレーキが作動
・「誤発進抑制機能・後方発進抑制機能」
…踏み間違いによる急発進を回避
など、万が一の備えが揃っているのがエブリィの魅力!
【日産】NV100クリッパー
軽バンの中でも、比較的歴史が新しいNV100クリッパー。
初代は2003年に三菱自動車と共同リリースされ、車種の名称でもある「NV100」とは、日産 (NissanのN)とバン(VanのV)、100とは「車両の総重量1,000kg」を意味しています。
燃費の良さが特徴のひとつ。
経済的なエンジンや軽量なボディ構造により、燃料効率が高く、ランニングコストを抑えることができ、経済性や機能性がバランスよく備わっている車両のため、多くの業界や企業で利用されています。
ドライブモードに2速発進モードを採用
積載・道路状況にあわせて走行モードを使い分けることができる2速発進モードを採用。
積載量が多いときや勾配が急な坂を上がってるときなどは1速発進、少量の積載時は2速発進モードと状況に応じ変更可能。
切替えスイッチを採用しており、スイッチを押すだけで2速発進に切り替え可能。
抜群の小回り性を発揮
最小半径4.1mを実現。
狭い路地や車庫入れ、縦列駐車も容易。
軽バンの入手方法
軽バンを入手するには、上記の手段があります。
初期費用が抑えられるのは中古車購入かレンタル。
リースは中古車のみならず、新車でも対応可能なところもあります。
契約内容によってリース満了後の買取ができたり、月間の走行距離制限もない等、ドライバーとしては嬉しい要素が多数あり、その他にも、リース内容の自由度が高く、さまざまなニーズに対応してくれます。
長期的に働く予定であれば新車、キャッシュが用意が難しい場合は中古車、未経験者ならレンタル、といった具合に、ご自身の中長期的な予定や準備金から選ぶことをオススメします。
ま と め
さて、今回は軽バンに特化した解説をしていきましたが、いかがだったでしょうか。
軽貨物事業で人気の車種3選をご紹介いたしましたが、同じ軽バンでもそれぞれ機能に特徴があることが伝えられたかと思います。
稼働する土地の特徴や自分の業務に合った車両を選ぶことをオススメします。
前述でもお話ししましたが、実際に軽バンに試乗して乗り心地を体感することも大切です。
ぜひ、自分に合った車種をみつけてくださいね!
では、次回のブログもお楽しみに!
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